JAZZ遊戯三昧

オススメのジャズアルバムを紹介してます。

Charlie Parker  チャーリーパーカー  With Strings

アドリブがテーマになりうる

 

人には、何度聞いても聞き飽きない名盤というものがあるが、

私にとって、その代表格のようなアルバム。

シンプルにストリングスをバックにパーカーが流暢に歌っている。

ホントに気持ち良さげなのである。

 

パーカーがストリングスの起用をプロデューサーに懇願したという言い伝えから、

やはり、彼は、自分が創造したスタイルを、クラシックなフォーマットで、

ちゃんと遺しておきたかったのではないかと思うのである。

それほど、このアルバムの、彼の即興は無駄がなく、洗練されており、

彼のイディオムのエッセンスが凝縮されている。

 

テーマの後に奏でられる、パーカーの切ないアドリブは、あまりに美しい。

空の彼方に翔んでいって溶けてしまいそうである。

 

やはり、圧巻は「ジャスト・フレンズ」!

痺れまくりの演奏である。

この曲は、テーマを擬える演奏ではなく、最初から、極めて即興的な演奏で、

原曲を非常にスリリングに構成し直している。

エンディングの素晴らしいこと。

 

即興自体が、テーマになりうるような表現力。

ミュージシャンを志すものにとって、

「歌う」ことの大切さを、改めて思い知る素晴らしいアルバムである。

 

1. What Is This Thing Called Love
2. April In Paris
3. Repetition
4. Easy To Love
5. I'll Remember April
6. Just Friends
7. You Come Along

8. April In Paris
9. Summertime
10. I Didn't Know What Time It Was
11. They Can't Take That Away From Me
12. East Of The Sun
13. I'm In The Mood For Love 

 

あまりにも素晴らしい「ジャスト・フレンズ」


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