我が青春の輝き
ボプ・ジェームスとかアール・クルーの昔のアルバムを聴くと、
懐かしさのあまり、つい最後までノリノリで聴いてしまう。
なんて、軽快で、楽しくて、輝いているんだろう。
キラキラしてる。
これは、私個人のノスタルジーによるところ大なわけではあるのだが、
シンプルで、慎ましやかで、なんと言ってもお洒落なサウンドに、
心が解放されていく。
個人的なノスタルジーな思いを完全に脇に置くことは不可ではあるが、
少し冷静に、分析的に聴いてみると、
ボブ・ジェームスの音楽の
・オーケストレーションの妙
・考え抜かれたシンプル極まりない、無駄のないエレピソロ、
・効果的なソリスト(サンボーンなど)の挿入
などなど、オーガナイザーとしての鬼才ぶりが至る所で発揮されている。
キーボードプレイヤー系アレンジャーとして
デイブ・グルーシン、ジョー・サンプル、そしてこのポブ・ジェームスを
合わせて、クロスオーバーの三羽ガラスとしたい。
ただ、私の中では、デイブ・グルーシンは優秀すぎるし、
ジョー・サンプルはなんといってもクルセイダーズの域を超えないし、
ということで、
私の主観に過ぎないが、
特に1979年から1982年にかけての
ボブ・ジェームスこそ我が青春の輝き!
Electric Piano [Fender Rhodes], Synthesizer, Piano, Vocals, Producer, Arranged By - Bob James
Acoustic Guitar - Richie Resnicoff (tracks: B2, B3), Steve Khan (tracks: A3)
Bass - Gary King (tracks: A3, B3), Neil Jason (tracks: A1, A2, B1, B2)
Cello - Charles McCracken
Drums - Andy Newmark (tracks: A3), Idris Muhammad (tracks: B1 to B3), Steve Gadd (tracks: A1, A2)
Electric Guitar - Eric Gale (tracks: A2, A3)
Electric Guitar, Vocals - Hiram Bullock (tracks: A2, A3, B1 to B3)
French Horn - Jim Buffington, Peter Gordon (8)
Lead Vocals - Neil Jason
Percussion - Ralph MacDonald (tracks: A1, A2, B1 to B3)
Saxophone - David Sanborn
Saxophone [Solo] - Michael Brecker (tracks: B1)
Trombone - Dave Taylor, Wayne Andre
Trumpet - Jon Faddis, Mike Lawrence, Randy Brecker
1 Rush Hour 6:39
2 Blue Lick 5:31
3 Look-Alike 5:30
4 Big Stone City 5:42
5 FN1:N13riends 4:41
6 Fly Away 6:44
このアルバムで一番好きな曲「Look-Alike」
ボブのセンス溢れるエレピソロをご堪能あれ!