今年のベストは、マーク・ジュリアナ、パット・メセニー、ホーザ ・パッソス&ルーラ・ガルヴァオン
今年も、新譜を広く聴いたわけではなく、むしろ、
昔から所有して
アルバムなどを中心に聴く機会が多い年であった
例えば、オスカー・ピーターソントリオとミルト・ジャクソンの
1
こんな良質なジャズを聴き逃していたとは!
それから、日本ジャズ界の若手の活躍に、改めて心震えた年でもあ
平川初音が井上陽介と池田篤と組んでリリースしたアルバム、
「Wh
12月10日に兜町で開かれた「JAZZ EMP@Tokyo Financial Street」は、
なんと無料のイベントであったが、
平川初音、松原慎之介、Taka Nawashiroの各ユニットの演奏が本当に素晴らしかった。
自分たちのやりたいことをやるというコンセプトのもと展開された
エネルギッシュなだけでなく、高度な技術に裏付けされた、
非常に
久々にライブの醍醐味を味わった。
特に、この催しで魅了されたのは、
御贔屓の平川初音のユニットは
Taka Nawashiroのユニットがすごかった!
全篇Takaのオリジナルだが、曲作りもうまいし、浮遊感のある
グループエキスプレッションとして昇華していく様は圧巻であった
壺阪健斗のピアノも冴えに冴えていたし、高橋陸のベースも期待通
そして何より初めて聴いたドラムの小田切和寛のエレガントなドラ
これだけ高レベルの熱い音楽が日本から生まれていることを、
もっ
美術界のパトロンというサポートは昔からよく聞くが、
若手ジャ
私財を投じるという社会貢献が、日本にも定着していかねばならないのではと感じた。
さて、本題の今年度のベスト3は、
マーク・ジュリアナ「Mischief」
パット・メセニー「Dream Box」
ホーザ・パッソス&ルーラ・ガルヴァオン
にしました。
マーク・ジュリアナは昨年度に引き続きセレクトしたが、
やはり圧倒的に凄いことをやってるなという感覚、
簡単には説明で
今回は、前作の「The sound of Listening」の実験的な側面というより、
ジャズというト
余裕さえ感じられるアプローチに、心底やら
パット・メセニーは一言、私のノスタルジーである。
これをやられ
メセニーのソロアルバムなんだけど、
どうしてもライル・メイズを
そして、ホーザ・パッソス&ルーラ・ガルヴァオン。
これまで知らなかった名手ルーラ・ガルヴァオンのギターにのせて
枯淡でフラジャイルなホーザの歌声がしみじみと心に沁みわたって