この感覚はやはり愛おしい
この感覚は、やはり愛おしい。
メセニーの音色は、自分にとって、感傷であり、希望であり、慰めである。
このアルバムのメセニーの朴訥な語り口というか呟きのようなものは、
久々に、私の心の奥深いところまで沁み込んでくるような気がする。
思えばこの人のフレーズというのは、極めて独特で、代替が利かない。
メセニーの奏でる音楽の質感や風景にマインドコントロールされた身にとって、
この独り語りは、ある意味、反則である。
どんどん、メセニーの地底へと潜り込んでいくような感覚・・・・
愛おしい。
この音楽に、言葉はいらない。
1. The Waves Are Not The Ocean
2. From The Mountains
3. Ole & Gard
4. Trust Your Angels
5. Never Was Love
6. I Fall in Love too Easily
7. P.C. of Belgium
8. Morning of The Carnival
9. Clouds Can't Change the Sky