厳選! 最新作
Lars Jansson ラーシュ・ヤンソン Standards あけましておめでとうございます 新年早々 もうニヤニヤしっ放しの ウキウキ、ドキドキ、スゲーな連発の 痺れまくりの素晴らしい音源に 巡り会えた幸せを、体いっぱいに感じています どうやら配信専用のアルバム…
KRIS DAVIS クリス・デイヴィス Run The Gauntlet 今年の新譜ではないが 昨年10月にリリースされた カナダ出身のピアニスト クリス・デイビスの作品を紹介したい 正直、下記のタイニーデスクの動画を観て 初めてこのアーティストを知ったのだが 只者ではな…
魚返明未 Ami Ogaeri Trio 照らす 昨日、岐阜県可児市の 可児市文化創造センター alaで開かれた 「森山威男ジャズナイト2025」に出かけた 岐阜県可児市に移り住んで以来 地元でこの企画を20年以上 毎年開催しているのは すごいことである。 会場も常連さん…
酔いしれる 現代ブラジルのチェンバー・ミュージック もう好きすぎて。 正式なアルバム・クレジットでは JOANA QUEIROZ & RAFAEL MARTINI & BERNARDO RAMOS ジョアナ・ケイロス & ハファエル・マルチニ & ベルナルド・ハモス となっている。 Joana Queiroz …
ニコラス・ペイトンのピアノ考 冒頭の曲を聴いて、 ひよっとして、今回ペイトンは とうとうピアノしか弾かないのか? という予感がした。 でも残念ながら、 やはりペットを少し吹いている・・・ かつて、ウィントン・マルサリス以降の トランペットの牽引者…
100回聴いたら・・・ 今や時代を背負うアーティスト、 ジェラルド・クレイトンの意欲的な新作である。 このアルバムに関連したインタビューで、 クレイトン自身が次のように語っている。 「一般的には、現代は人々の集中力が短くなり、じっくり音楽を聴く…
控え目なグルーブが堪らない。 ジャケットからして、ソロピアノかと思ったが、 れっきとした、ピアノトリオによるスタジオ録音。 ザレスキーのピアノについては、これまで、 アルバム Fellowship 、Smoke and Mirrors、My Ideal でベタ褒めしてきたが、 今回…
限りなき探求 ジャズの行く末 このブッチャー・ブラウンの新作は、 正直、私の好みのど真ん中である。 最近、憧れのジェラルド・クレイトンが、 「Ones&Twos」という非常に探求的な 問題作を発表した。 クレイトンの洗練かつ華麗な即興プレイは、 殆ど表に出…
聴いてしまう魔力 フラジャイルなジャズ 新譜ではないが、いつか取り上げたいと思っていたアルバム。 サム・ゲンデル。 今や、折坂悠太らとの仕事なとで、日本でも有名になってしまったが、 やはり、発想、編集力の人なんだろう。 我々凡人にはまず思いつか…
ノックアウトしました。 なんといいますか、素晴らしいです。 最初の一曲目を聴いて、「このまま、こんな感じで、最後までいってくれたらなあ」と思いつつ、聴き進めていくと、なんと、ちゃんと、私の心持ちに沿って、静かに、揺蕩うように、優しく、癒して…
続・続 気になる日本のジャズピアニスト、若井優也 気になる日本のジャスピアニストシリーズ、 三人目は、若井優也。 かなり前から、気になる人ではあったが、新作「Will II」を聴いて、今、絶好調なのではあるまいか。この人。 まず、選曲がいい。前作の「W…
フリーゼル・ミュージックのオーケストレーション ビル・フリーゼルとマイケル・ギブスが組んだ、最新作。クラシカルなオーケストラの共演、そしてビックバンドオーケストラとの共演という二つのディスクで構成される意欲作である。 フリーゼルの音楽こそ、…
ジャケットが意味深! クリス・ポーターの新作を聴く ポッター、メルドー、パティトゥッチ、ブレイドの名が記された アルバムアートワークがまず意味深。 赤の下地の中央付近に、 細やかな無数の鳥の羽ばたくカラフルなシルエットに刻まれた 四人の赤字のク…
小曽根真について考える 小曽根真は、既に、かなり前から、今や日本のジャズミュージシャンの精神的な支柱となっている感がある。彼のプレイの卓越さだけでなく、いろんな面で配慮ができ、そのポジティブで開かれた印象の人間性からも絶大な信頼を得ているの…
ジェイコブ・コリアーの「わかりすく、難しことをやる」 このジェイコブ・コリアーの Djesseシリーズ最後の集大成的アルバムを聴いて、 久しぶりに若かりし頃の音楽的戦慄の感覚が蘇ってきた。 「戦慄」を辞書で引くと、「怖くて震えること。おののくこと」…
初体験!Tom Ollendorff 遅ればせながら、 最近知ったギタリスト。 いやー最初の一曲目から、私好みの音色と、牧歌感の強い曲調に、 一瞬で心を捉えられた。 きっちり伝統を踏まえた上でのモダンなアプローチが、聴き易くて、 自然に、トリオでの対話に没入…
奥の深いカート 〜魅力尽きることなく〜 やはり、カートのギターは深いなあ〜 年末に、これまた心揺さぶられるアルバムに出会うことができた。 心囚われ、没入感半端ない、今年のベストアルバムの一つである。 録音されたのは2012年というから、10年以…
レジェンドの絶頂期とは? レジェンドとは「伝説」、「伝説的人物」の意の英語であるが、 日本語的には、各界において「この人を抜きにしては語れない」とか、 「生きた伝説」と言われるような、偉大な功績を上げ、多くの影響を 与えた人物を指す意味合いで…
この感覚はやはり愛おしい この感覚は、やはり愛おしい。 メセニーの音色は、自分にとって、感傷であり、希望であり、慰めである。 このアルバムのメセニーの朴訥な語り口というか呟きのようなものは、 久々に、私の心の奥深いところまで沁み込んでくるよう…
二人の語り掛けてくる音。感涙。 余りに素晴らしくて、余りに美しくて、余りに切なくて・・・・ 知らなかった。 ルーラ・ガルヴァォンというギタリスト。 もう完全にノックアウトしてしまいました。 今のところ、私の今年のベストアルバムになりました。 ホ…
有無を言わせぬ説得力 まずは、タイトル曲「Bewitched」を聴いてみてください。 容姿からは少しかけ離れた、中低域に安定感のある、 非常に深みのある、のびやかな声質の魅力にまずやられる。 久々の大物感を備えたシンガーの誕生である。 前作の『Everythin…
気骨の結晶 もう、聴く前から期待できるのであるが、 実際、聴いてしまうと、遥かに期待を上回ってくる。 このトリオの前作「Time Remembered、も衝撃的で、 日本ジャズ界に新たな風が生まれたと興奮したものだが、 今回の作品は、トリオとしての三者のイン…
ライブ盤にみるカート カートのアルバムを全て聴いているわけではないが、 ビレッジバンガートでのライブ盤ということでは、 かつて「The Remedy」というアルバムに次いで、 2回目ということなのではないかと思う。 メンバー構成もまったく違っていたと思う…
ありがたや ミシェル・ンデゲオチェロの新作である。 聴き流すのも勿体なく、思ってしまう。 ブルーノートからの作品だからといって、 ジャズの範疇に収まるようなものでも当然ない。 心して聴きたい。 彼女のこれまでの多様なフェーズの集大成のような作品…
懐かしさと、温かさ。 エンリコ・ピエラヌンツィのチェットへの想いが 詰まったアルバムである。 大好きなアルバムである「Soft Journey」でのナンバーの多くを採用して、 今回はビックバンドを従え、何とも粋な仕上がりになっている。 エンリコ・ピエラヌン…
ライブで聴くと幸せになるピアニスト 実は、平倉初音のライブを生で聴いたことはない。 しかし、いくつかアップされている動画の演奏を聴くたびに、 いいなぁ、上手いなぁと、そして、 素晴らしいピアニスト、アーティストだなあと思うのである。 ジャズとい…
恐るべき才能 超人 ルイス・コール 世の中も捨てたものでない。 我々の「想像」を超える超「創造」が今この瞬間にも生まれていることを つくづく感じる。 正直、このルイス・コールというアーティストはつい最近まで、 全く知らなかったのだが、 以前紹介し…
いたずらごころ 先にリリースされた「the sound of listening」と 同じメンバー、スタジオで録音された、第二弾的作品。 ジャケットも引き継いでいて、秀逸なデザイン。 このアルバムは、聴き始めた最初は、前作と比較して、 なんだか落ち着いて音楽に浸るこ…
「過ち」と「過剰」 ボボ・ステンソンの新作である。 孤高のピアノトリオ。 いつも襟を正して聴かなくてはと思わせる。 聴くには気構えが求められるが、新作が出るたびに、 どんな音か聴いてみたくなる。 今回のアルバムは、かなり実験的で思索的なアプロー…
新たな地平の提示 「新たな地平の提示」と 「現在(いま)の地に足の着いた、端正なエキスプレッション」が 交互に配置されているという構成が、 この作品にかけるマーク・ジュリアナのメッセージ性の強さを裏付ける。 個人的には、「新たな地平の提示」の側…