酔いしれる 現代ブラジルのチェンバー・ミュージック
もう好きすぎて。
正式なアルバム・クレジットでは
JOANA QUEIROZ & RAFAEL MARTINI & BERNARDO RAMOS
ジョアナ・ケイロス & ハファエル・マルチニ & ベルナルド・ハモス
となっている。
Joana Queiroz クラリネット/サックス
Rafael Martini ピアノ
Bernardo Ramos ギター
の三人が対等に織りなすインタープレイが
静かに、瞑想的に交錯し、
極上の室内楽アンサンブルとなっている。
なんと言っても
という組み合わせが、実に良いのである。
あと、Bernardo Ramos(ベルナルド・ハモス)という
ギタリストはこれまであまり知らなかったが
何より、その哀調を帯びた音色
品行正しき落ち着いたフレージングにも魅了される。
新世代ミナス音楽の旗手として
最先端の先鋭アーティスト三人が創り上げる音楽は
その楽曲構成の複雑さ、多様さ、さらには
極めて高度な技術に裏付けされた演奏
であるにもかかわらず
極めて洗練されていて、
自然で押し付けがましくなく
心が浄化されていくような気分になる。
ブラジルジャズは
やはり私にとって、刺激的なのである。
肌感覚で反応してしまう。
繰り返すが、
もう好きすぎて・・・
1. O Vento
2. Espirais
3. Ano Novo
4. Dobrado Atemporal
5. Sem Barganha
6. Balada 01
7. Diamantina
8. Canção
あまりにも美しい曲「Sem Barganha」