魚返明未 Ami Ogaeri Trio 照らす

可児市文化創造センター alaで開かれた
「森山威男ジャズナイト2025」に出かけた
地元でこの企画を20年以上
毎年開催しているのは
すごいことである。
会場も常連さんが多く
満員に近くジャスでもこれだけの
お客さんが呼べるんだと・・・
森山威男御大は、もう80歳ということだが
相変わらずパワフルでエッジの効いたドラムが
気持ちよかったし
今回は、コンボ一人一人のジャズとの出会いに
焦点を当てた企画もとても面白かった。
なかでも、今日のコンサートの狙いは
魚返明未のピアノ!
期待どおりの変化のある表情豊かな
彼のピアノプレイに酔いしれた。
共演していた川嶋哲郎が
魚返のプレイに興味津々で聴き入っている様子が
自分としてはなんだか嬉しかった。
このピアニストの可能性は
計り知れない。
冒険的であり、知的であり
時には静かに、極めてロマンティックに
そして時には、アグレッシブで挑戦的
どのポジションでも
その緊密な音の像は
聴くものを緊張させ、昇華させる
サムシングを持っている。
平倉初音、布施音人、若井優也とともに
今一番聴いてみたい、期待している
日本人ジャズピアニストである。
このアルバムは発売から時間が経っているが
ピアリトリオという
ある意味ピアニストとしての力量や
創造過程の構成力が問われる
フォーマットの中で
彼のさまざまなエレメントや表情が
しっかり記録された傑作であると思う。
それにしても
高橋陸と中村海斗というリズムセクションは
ピアニストにとっては
気持ちが良いのであろうなぁ
引っ張りだこである
魚返明未(pf)
高橋陸(b)
中村海斗(ds)
1.曇り空
2.洞窟
3.照らす
4.アルコールジェル
5.間奏曲I
6.棘
7.Normal Temperature
8.間奏曲II
9.昨日の雨
10.夏の駅
11.かけら