今年のベストは、
、 、マーク・ジュリアナ
今年はあまり新譜を紹介できなかったが、
私にとって今年のベストは、なんと言っても、
この軽やかさとセンス、ポピュラリティ!
聴くたびに、この二人、何者!と思ってしまう。
この若い二人が、
ハンコックやサンダーキャットなど、優れたミュージャンのエッセンスを
しっかりと解釈して、自分たちの語法で再構築している才能たるや恐るべし。
しかし、何と言っても、DOMiの神の左手!
次点が、メリッサ・アルダナのブルー・ノートデビュー作。
もちろん、サックス奏者としての魅力もさることながら、
このアルバムに流れるストーリー性とミステリアスさにやられた。
傑作であると思う。
最後に、マーク・ジュリアナ。
この作品は、正直驚いた。
これまで、メルドーとの共演作しか聴いてこなかったのだが、
思い描いていたイメージとは異なる、
マーク・ジュリアナの深淵さを思い知らされた作品ということで、
ベスト3に選んだ。