偉大なアーテイストのディスコグラフィーから、
あえて3枚だけ選ぶというコーナー「苦しんでベスト3」第1回目です。
こういう企画嫌いな人もいるだろうなぁ・・・・、でもあえて。
1回目は捨て作・駄作の少ない、マイルス・デービス様。
これ程、3作に絞り込むことが、難しく、そして悩ましい、
また人によってその結果が大きく異なるアーティストはいないであろう。
せめてマイルスだけは、ベスト5にしたかったのですが、心を鬼にして、
3枚を厳選しました。
言わずと知れた名盤ですので、ジャケットのアートワークのみでご紹介。
セレクトの決め手は次の3点。
・進化して止まないマイルスの大きな変節点となるアルバム
・アルバム全体から感じられるトータルな訴求力
・次代への影響力
個人的には、ライブ盤の「マイ・ファニー・バレンタイン」(無人島に一枚持っていけ
るとしたらこの一枚)や「サムデイ・プリンス・ウィル・カム」、「ソーサラ」や「オ
ン・ザ・コーナー」の方が思入れが強く、好みなのだが、ベスト3の作品は、改めて聴
き直しても、やはりその存在感、風格、影響力の点から、群を抜いているように思う。
ただ、このベスト3から、さらに一枚に絞れと言われたら・・・、
はっきりと言います。
「断る」。
こんなことくだらんと思う方も、是非、あなたのベスト3を教えてください。