無名のSSW

ここ数年、サブスク のitunes上を彷徨って
名前も聞いたことのない、
ただ、一聴して、「これは!」と思うアルバムを
探すのが一つの楽しみになっている。
ネットで検索しても、日本語の紹介もほとんどなく、
露出が少ない若手のアーティストでも、
itunesにはちゃんと登録してあることがよくある。
そして、そうした若手のアーティストの情報は、Youtubeで補強できる。
そうして出会った一人。
もともとジャズピアニストとして活躍していることが、よくわかる。
ただ、ピアノトリオの演奏は、正直、心揺さぶられるまではいかず、
少しガッカリした。
だが、このアルバムは、一聴して心奪われる何かがあったのである。
スタヴ・ゴールドベルグの感性が、
シンガーソングライターに徹することによって花開いた感じがする。
女性ボーカルやコーラス、フェンダーローズを上手く取り入れた
少し物憂げで、さらりとしたテイストのサウンドは、
浮遊感を伴って、とても心地よく、いつまでも聴いていたい感じがする。
itunesで一度試聴してみてはいかがですか。
Stav Goldberg – Lyrics, composition, arrangement, vocals, piano, musical production. Aviv Peck – background vocals 
Sarai Zak Levi - Background vocals 
Rony Iwrin - percussion 
Avri Borochov – contrabass 
- 1  Ayala
- 2  Muse
- 3  Ally's Lullaby
- 4  Perach (Flower) 
- 5  Vivian
- 6  A Little While Longer
- 7  I Could Stay in Bed
 A Little While Longer - Stav Goldberg